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4月, 2025の投稿を表示しています

腰【施術例】50代の男性のかた、右足のしびれと腰の痛み

今回は、50代の男性患者さんの症例をご紹介します。 主な訴えは「右足と右腰のしびれや違和感、つま先立ちの不安定さ」です。 ◆症状の経緯 患者さんは数年前に 腰椎椎間板ヘルニア の手術を受けられました。 手術直後は無事に歩けるようになりましたが、 右足のしびれと軽い痛みが残ったまま 、今に至るとのこと。 仕事中に ぎっくり腰 になり歩けなくなったのが手術のきっかけで、それ以前にも何度かぎっくり腰の経験があったそうです。 現在、気になっている症状は以下の通りです: 右足のしびれ・違和感 右の中殿筋(お尻の外側あたり)や腰(L5付近)の痛みや重だるさ 右足だけ つま先立ちができず力が入らない ◆診察で見えてきたこと 実際にお体を診させていただくと、次のような特徴が見られました。 右下肢(足全体)の筋肉が左より痩せて細くなっている 右足の冷えが強く、血流が悪い 全身の筋肉量はあるが、 部分的に筋や腱が強く緊張している つまり、ヘルニアそのものはすでに治っていても、 過緊張した筋肉が神経を圧迫 して、しびれや違和感、筋力低下を引き起こしている可能性があると考えました。 ◆施術内容 施術では以下の方針でアプローチしました。 **パルス鍼(電気鍼)**による筋肉の緩和 対象:腰の多裂筋、大臀筋、中殿筋、梨状筋、ハムストリングス、ふくらはぎ、大腰筋など 灸施術 で血流を促進し、筋肉のこわばりを改善 太白(たいはく)のツボ を用いて、つま先に力が入りやすいように誘導 徒手施術 で骨盤のバランスを調整 ◆経過と結果 初回の施術後、 痛みは軽減 し、 しびれも楽になった とおっしゃっていました。 また、つま先立ちも以前よりしやすくなりましたが、 数秒しか持たない状態 でした。 これは、長期間にわたる筋力低下と神経感覚の遅れによるものなので、回復には少し時間がかかります。 週1回の通院を継続していただき、 14回目の施術後にはしびれもほぼ解消 し、 つま先立ちの持続時間も明らかに改善 しました。 ◆日常でのセルフケアも大切! ご本人が熱心にセルフケアに取り組まれたことも、回復の大きな要因です。 仕事終わりには、 中殿筋 梨状筋 ハムストリングス アキレス腱 をしっかりストレッチし、 筋肉が固まらないように意識 していただいています。 ◆まとめ ヘルニア由来のしびれや筋力低下は、 筋肉の緊張...

腰【施術例】70代女性・日本舞踊が趣味|中腰姿勢と体重増加による腰痛

  痛みの経緯と原因 3 週間ほど前から腰の痛みが気になり始め、徐々に頻度が増してきたとのこと。痛むのは、座っている状態から立ち上がる時。 痛みの原因としてご自身が思い当たることがいくつかありました。 コロナ禍での体重増加と運動不足 :  外出自粛期間中に体重が増加し、以前よりも動きづらさを感じていたそうです。 日本舞踊の稽古での姿勢 :  日本舞踊の稽古では、中腰のような体勢で不自然に体重を支える姿勢が多く、それが腰に負担になっているのではないかと感じていました。 ■ 施術前の評価 ◉ 望診 お腹が前に突き出し、やや 反り腰 の傾向。 ◉ 触診 腹筋群(腹横筋、腹直筋)や腸腰筋に強い緊張 腰背部(腰腸肋筋、広背筋)もややこわばりあり 大腿前面(大腿直筋)と後面(ハムストリングス)に 疲労感 ◉ 動作確認 実際の踊りの姿勢を見せていただくと、膝を軽く曲げ、ももで体重を支える独特な姿勢が印象的でした。 ももの緊張はこの姿勢によるもので、 反り腰との相乗効果で腰への負担 が強まっていたと考えられます。 ■ 施術内容 ◉ 鍼灸 骨盤の姿勢を支える筋肉のうち、特に 腹横筋 腹直筋 腸腰筋 に対して鍼灸施術を実施し、緊張を緩めました。 ◉ 整体(筋肉調整) 筋肉が緩んだ状態での 他動ストレッチ と、 ご本人に 力を入れたり抜いたりしてもらう方法 を組み合わせ、 バランス調整を行いました。 ※ 骨を鳴らすような強い整体ではありません。 ■ 施術後の変化 腰の痛みは 来院時を 10 とすると「 1 」まで軽減 「お腹の張りも楽になった」とのご感想もいただきました ■ 今後のケアとして 反り腰のクセがついてしまっているため、 ご自宅では以下のようなセルフケアをおすすめしました: 腹式呼吸を用いた お腹の筋肉の緊張緩和と強化 骨盤まわりのストレッチと軽い矯正運動 継続的なセルフケアによって、身体のバランスを整えつつ、 趣味である日本舞踊を安心して楽しんでいただけるようサポートしていきます。 mizu鍼灸室 HP: https://www.mi...

腰【症例紹介】農作業による左臀部の痛みと姿勢の乱れ(70代・男性)

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  今回は、長年農作業を続けてこられた 70 代男性の施術例をご紹介します。 同じように日常の身体の使い方が原因で痛みを感じている方の参考になれば幸いです。 ◆ 主な症状と経過 ご本人の訴えとしては、 左臀部の強い痛み(特に立ち上がる動作で悪化) 右足かかとのしびれ 左肘の痛み 中でも今は「左臀部の痛みがつらい」ということで、ご来院いただきました。 症状のきっかけとして心当たりがあるのは、日々の農作業。中腰やしゃがみ姿勢が多く、作業後に立ち上がるたびに腰が痛むようになったとのことでした。 初期は腰の痛みが主でしたが、現在は臀部の痛みが強く出てきています。 ◆ 身体の状態と原因の考察 診察・触診を行ったところ、立ち姿に明らかな違和感がありました。 加齢による筋力低下もあり、自然と身体のバランスが崩れており、左の股関節が前に突き出た姿勢になっています。 その結果として、 左の仙腸関節 股関節周囲 腰椎 に負担がかかり、今回のような痛みを引き起こしていると考えられます。 ◆ 施術の方針と内容 症状は慢性化しているため、すぐに痛みを取り除くというよりも、姿勢を少しずつ整え、身体の使い方を変えていくことが重要になります。 今回は以下の筋肉を中心に、鍼灸と徒手療法で調整を行いました。 大腰筋 大殿筋 中殿筋 小殿筋 長肋筋 大腿二頭筋 特に、左中殿筋と大殿筋には筋力の弱化が見られたため、刺激の弱い鍼とお灸を用いて力が戻るようにアプローチしました。 ◆ 施術後の変化 施術前の痛みを「 10 」として、施術後は「 2 」まで軽減し、ご本人も明らかに動きやすさを感じられていました。 右足かかとのしびれと左肘の痛みは、今回の腰部の症状より前からのもので、根本原因は全身のアライメント(身体のバランス)の崩れにあると考えられます。こちらは少しずつ時間をかけての対応が必要です。 ◆ 今後のケアとまとめ 慢性の痛みやしびれは、「一時的な対処」ではなく、「身体全体を整えていくアプローチ」が大切です。 日常生活の動作を見直し、姿勢や使い方を少しずつ変えることで、再発しにくい身体づくりができます。 同じように農作業やしゃがむ動作が多い方、 「...

肩【施術例】50代女性:肩こり・偏頭痛・腰痛のお悩み

  主訴(ご相談内容) 50代女性。 慢性的な肩こり、特に右肩に強いつらさを感じる 左のこめかみに偏頭痛が出ることがある 右腰に痛みがある 生活背景と考えられる原因 仕事は基本リモートワークで、長時間のパソコン作業が日常的にある 週に1度は出社。ノートパソコンが重く、それを持ち運ぶことで片側の負担がかかっている可能性あり 診察・評価 <触診所見> 右僧帽筋・棘上筋、特に肩井(けんせい)付近に大きな硬結あり 広背筋・棘下筋など、上背部にかけて強い筋緊張がある 右の中殿筋・大殿筋にも緊張が強く、骨盤のアライメント(位置関係)に左右差が見られる <望診所見> 胸椎は軽度の猫背傾向 頚椎はストレートネック傾向 両肩とも内旋(巻き肩)ぎみ 考察 猫背や巻き肩、ストレートネックといった姿勢の崩れにより、上背部全体の筋緊張が慢性化している状態。 リラックスできる時間(入浴・睡眠)でも回復しにくく、疲労が蓄積しやすい体の状態になっていました。 左こめかみの偏頭痛は、頚部の緊張が側頭部に波及して引き起こされたと考えられます。 また、長時間の座位により、臀部や腹部の筋肉が緊張し、それが骨盤を引っ張る形で腰痛につながっていました。 施術内容 鍼灸で棘下筋、広背筋、僧帽筋、大胸筋・小胸筋などを緩め、胸郭を開きやすくする 頚部・頭部、そして中殿筋・大殿筋、腹直筋・大腰筋なども鍼灸+手技で同時にアプローチ 胸椎の可動性も高めるため、矯正を行う 施術後の状態 腰の痛みは施術後に消失 肩・首まわりも「スッキリしてとても楽」とご本人の感想 再発防止のためのアドバイス: 仕事内容から長時間同じ姿勢が続くことは避けられないため、日々のセルフケアが重要となる。以下の点を提案した。 仕事中の対策: 作業合間の簡単な動的ストレッチ(肩回し、首のストレッチなど) 意識的な腹式呼吸(体幹の安定とリラックス効果) 長時間同じ部位に負担がかからないよう、作業姿勢の工夫や休憩の励行 1日の終わりのケア: 全身の疲労回復を促すための軽い運動や体操の習慣化(徐々に取り入れることを推奨) mizu鍼灸室 心と体が整うお手伝いをいたします 👉  mizu鍼灸室 ホームページはこちら